Switchの2台同時起動に成功する!

  • 2019年01月08日 01:44
  • 雑談

以前、Switchの2台目を買ってみたけどダウンロードゲームを同時に起動出来無い謎の制限により一緒に使えなかった、という話をしておりました。
が、ブログ「あきんどーのDQX冒険日誌」のあきんどーさんが私のこの記事に注目し、新しい本体を買って研究して下さり、2台同時起動に成功したと教えてくださったので私もやってみたところ、出来ました!

あきんどーさんもブログで解説されていますが、私も今一度、解説してみたいと思います。これは前回の記事をあのまま放っておくわけにもいかなそうなので(笑)

まず基本として知らなければいけない、今のSwitchのなんか無駄にややこしい仕様。

Switchには、「1人のオンラインユーザーが複数の本体を登録する機能」と、

「1つの本体に複数のオンラインユーザーを登録する機能」があります。

そして、1人のユーザーが複数の本体を同時に遊ぶことは出来ません。(ダウンロードゲーム・コンテンツに限り)

何のための複数所持か全く意味が分かりませんが、これが今決められている仕様なので仕方有りません。前回はこの制限のせいで遊べないというところで止まっておりました。

しかしどうやら、いつでも遊ぶ本体に設定した親機は、入っているゲームを誰でも遊ぶことが出来るみたい。なんと。
それって持ち主以外は買ってないゲームを遊べることになるけど、要するに親機はゲーム貸してくれる友達になれるのでしょう。

子機には出来ません。

なので、親機に適当に新しいアカウントを追加登録し、それ経由で遊ぶことで子機との同時起動が可能になる、という仕組みらしいです。

これで親機でドラテンを、子機でビルダーズなどのダウンロードで買ったゲームを起動出来るようになりました。
(子機にはセーブデータがないので、親機で遊んだデータの続きを遊ぶにはオンラインのセーブデータお預かりサービスの経由が必要)

ただしセーブデータはユーザーごとに分けられているため、通常のゲームはユーザーを変えたらセーブデータが使えません。
上の図で言うと、メイン垢の代わりを務める白い子はゲームを全部起動することは出来ますが、起動出来るだけでセーブデータは無い状態です。
でもドラテンの場合はセーブデータがゲームのサーバー上にあり、ログインすれば同じデータで遊ぶことが出来るから可能になるわけです。
つまり2台同時起動は片方がオンラインゲームだからこそ出来ることで、ダウンロード版で買ったスマブラとビルダーズ一緒にやりたいわーという場合は、自分のセーブデータを使える状態での起動が出来無いから無理だと思います。

親機なのに捨てアカみたいなのでインしなければならないのもなんだかあまり良い気がしないものですが…まあとりあえず今はこういう方法での同時起動が可能になるみたいです。
しかし違うアカウントを経由させるなら、やはり何のための1アカウント複数台登録なのかって話だし、今後のアップデートで変わる可能性はあると思います。

ちなみに任天堂のオンラインサービスの仕組みもややこしく、3DSやWiiUのときはニンテンドー「ネットワーク」でしたが、Switchになってから新たにニンテンドー「アカウント」になり、前者でしかアカウントを作っていなかった場合は引き継ぎするか新しく作る手続きが必要になります。
名前が似すぎて区別付かねえよ!
更に月額を支払ってもっと良いサービスが受けられるのが「ニンテンドースイッチオンライン」です。
もう赤の錬金石と緑の錬金石と黄の錬金石みたいですね!

私、地味にずっと思ってるんですけど、任天堂って遊びを追求することに関してはスゴイけど、ゲーム機本体のシステム設計、オンラインサービスに関してはセンス全く無いと思うんだよね(笑)
特に新しいゲーム機が出たときにほぼ毎回何か退化する部分が出来るのが意味不明。
ちなみにSwitchは、3DSのときに出来た無線でPCとデータをやり取りする機能が無くなった。
だからゲームのスクショ上げるときは、いちいち本体の電源落としてSDカード入れ換えてパソコンに移動させてるんです。爪で押し出すから色が剥げてる。
本体アップデートで対応していくだろと思ってたんですけど…

Wii→WiiUのときは、ゲーム中でスクリーンショットを保存出来るゲームが殆ど無くなって、何故かいちいちゲームを中断してSNSにアップする形式になった。
スクショを保存しないとSDカードの使い道が殆ど無いので、私はWiiUのSDカードスロットを「ただの穴」と呼んでいました。
これはSwitchではワンボタン撮影付けてくれてすごく良くなったのですけど。
この謎の毎回退化現象は何なんだろうねー。

ということで、お陰様で2台目が無駄にならずに済みました!
解決法を見つけてくださったあきんどーさん、大変ありがとうございます!