エテーネの村 2

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ふしぎな豆を作ってから

チャツカ
「カメさまの お告げでは 村を訪れた救世主が
 そのチカラで 巫女の儀式を終わらせ
 村を 平和に導く……という。
 どうだ?
 そろそろ そなたが なすべきことを
 なしとげたのではないか?

チャツカに
ふしぎな豆を 渡しますか?
→いいえ
「そうか……。
 このままでは アバさまの命が危ういのだ。
 手遅れになる前に 頼むぞ!
→はい
「これは……?
 あの ふしぎな豆の本とやらから
 このような豆が できたのか。

(イベント)
「では さっそく アバさまに
 この豆を お見せしてこよう。
 ……そのたは ここで 待つがよい。
 ア…… アバさまっ! 大丈夫ですか?
 しっかりなさってください!
 カメさまの お告げの 救世主が
 あの ふしぎな豆の本をもとに
 このような豆を 作ってまいりましたぞ!

「あ…… う…………。
 ま………… め…………?
 ポ…… ポリッ…… もぐ もぐ…………。
 なっ なんじゃ この豆!?
 めちゃくちゃ うまいでは ないかっ!!
 もぐもが もぐもぐ……。
 じゅるっ…… もがっ まめっ うまっ!!

チャツカ
「……………………。

「ぶっはぁっ! うまかったあ!
 チカラが みなぎってきたわい!
 見ておれ……!
 今の わしにかかれば これしきの儀式
 またたく間に 終わらせてくれるわっ!!

チャツカ
「なんだったのだ あれは……?
 あれが…… あの豆の チカラなのか!?
 い 今のは……!

「儀式は 終わった……。
 ○○だな?
 そなたのおかげだ。礼を言うぞ。
 チャツカ!
 村の者たちを 集めるのじゃ!

チャツカ
「はいっ エルバさま!

エルバ
「聞け! エテーネの民たちよ!
 カメさまの お告げにありし 救世主のチカラで
 長きに渡った 継承の儀式は終わった!
 さあ! 新たなる巫女を 皆で迎えるのじゃ!!

「おおっ…… 新たなる巫女さま バンザイっ!
 アバさま バンザイっ!!

「わが名は アバ!
 新たなる巫女として エテーネの民を
 導く者なり!!
 わしは 巫女として
 エテーネの民たちに 新しき道を 示そう!
 この豆 めちゃくちゃ うまい!
 皆で このふしぎな豆を 育てるのじゃ!!

「なんと! 見たこともない豆じゃ。

アバ
「このふしぎな豆は わしに チカラを与え
 儀式の最後のカベを 越えさせてくれた。
 わしは この豆を………
 ハツラツ豆と 名付ける!

「ハツラツ豆……?
 あの豆が アバさまを 救ってくれたのか!?
「ありがたい豆なんだねえ。
 この地でも たくさん収穫できるよう
 皆で 大事に育てていこう!

アバ
「ふっふっふっ。これで ハツラツ豆が
 いつでも 食べられるようになるわい。

エルバ
「アバ!
 大事な話を 忘れておるじゃろう。
 ○○のことを 皆に 説明せんか!

アバ
「ああ……。
 そうじゃった そうじゃった。
 皆に 紹介しよう!
 この ハツラツ豆を作ってくれたのが
 ここにいる ○○じゃ。
 カメさまの お告げの通り
 わしが 新たなる巫女となるために
 チカラを尽くしてくれた!
 わしは 村の救世主 ○○に敬意を表し
 エテーネの民のひとりとして 迎えると決めた。
 皆の者も 仲良くしてやってくれい!
 以上! 解散っ!!

エルバ
「ふう……。
 これで わしも 肩の荷が下りたわい……。

アバ
「○○。わしには わかっておるぞ。
 お前は 時渡りの術により
 この時代に 来たのじゃろう?
 ……何も言わんでよい。
 このことは お前と わしの
 ふたりだけの 秘密にしておこう。
 時渡りは とうの昔に 忘れ去られた術。
 ふたたび 人々が クチにするようになれば
 悪しき者に 目をつけられやすくなるからのう。
 ……そう。今 この時代に
 時渡りの術を使える者は おらん。
 お前が 元の時代に帰る方法はないのじゃ。
 だが ○○よ 気を落とすでない。
 会うことは かなわぬとも
 我が祈りにより せめて お前の思いを
 (兄弟)の元へと 届けてやろう。
 さあ 祈るのじゃ。
 遠く離れた場所にいる 弟を思って……。
 強く祈れば その思いは 形となり
 必ず (兄弟)の元へ 届くはずじゃ。
 救世主 ○○の弟 (兄弟)よ。
 姉は この時代で がんばったぞ。
 その思いを しっかり 受け取っておくれ。

(オンラインモードに続くでエンディング)


クリア後

アバ
「わしには わかる。離ればなれになった
 お前の弟は どこか別の世界で 別の姿に
 生まれ変わって 旅をしているようじゃ。
 波乱に満ちた旅のようだが
 ○○の祈りは 形となって
 お前の弟の手元に 届いておる。
 受け取った お前の弟は かなり うれしく
 思ってるはずじゃぞ? お前の この時代での
 がんばりは これで報われたのじゃ。

エルバ
「巫女が トシを取り チカラが衰えると
 村人たちの生活が 苦しくなる。
 作物の不作も そのひとつじゃ。
 だから 早く次の巫女をと 急いだのじゃが
 孫のアバときたら とんでもない ものぐさで
 死にかけても やる気を出さんでのう……。
 お前が ハツラツ豆とやらを
 作ってきてくれて 本当に 助かったわい。

ガミョウ
「物は なんでも 大事にせんといかん。
 特に今は 物がなかなか手に入らない
 厳しい時期じゃからのう……。なおさらじゃ。
 ……それにしても この茶は うまいのう。
 ノンジのヤツ どこで こんな茶葉を
 手に入れたんじゃろうか。

シギ
「そなたのおかげで 儀式は終わった。
 魔物の勢力は まだ しばらく衰えぬだろうが
 この村は 危機から脱したのだ。感謝するぞ!

シシマ
「この大きな像は 村の守り神 カメさまが
 大いなる邪悪と戦った頃の 勇姿を表したもの。
 1000年前 戦いが終わった後
 カメさまは 地上に降り わしらを導き
 ともに暮らすことを 選んでくださったのじゃ。

シスター・アシラ
「ああっ やっと この場所に戻れました!
 儀式のジャマだからと 外へ追いだされた時は
 絶望しましたけど 儀式が終わってよかったわ!
(教会)

シノサ
「アバさまの儀式が終わって ホッとしたよ。
 ありがとうねえ。

チャツカ
「おお ○○か。
 アバさまを救ってくれた そなたには
 感謝の言葉もない。
 これから エテーネの村は
 新たなる巫女 アバさまを支えに
 栄えていくことだろう。

テンバ
「お腹すいた……。
 ハツラツ豆って いつ食べられるのかな……。

ノンジ
「ばあさんが 飲んでるお茶は
 枯れた どくけし草で いれたんだ。
 ……ナイショだぞ!

ホヨウ
「ハツラツ豆って すごいねえ。
 アバさまに あんなにチカラを与えるなんてさ。
 これから みんなで 大事に育てていくよ!

ホーロー
「ハツラツ豆のおかげじゃ ないんだよ!
 ボクが ずーっと チカラを送っていたから
 アバちゃんは 元気になったんだよ。
 アバちゃん ボクを 好きになっちゃうよね!
 これからは 渡した手紙も ビンに入れて
 海に捨てられたり しないよね!

マナム
「アバさまは まだ 6才だけど
 チカラは エルバさまより 強いらしいの。
 期待の巫女さまなのよ!

ミノサ
「これで 危険な狩りに 出なくてよくなったし
 みんなの暮らしも 楽になる。
 救世主さまの おかげだよ。ありがとう!

モユク
「あんたのおかげで 新しい巫女さまが生まれた。
 これで もう心配はいらねえ。
 この村でも たくさん作物が実るようになるよ。

ヤクウ
「この村に 魔物が入ってこないように
 巫女さまが 結界を張ってくれてるんだよ。
 だから 巫女さまがいれば 安心なの。
 すごいよね。
 アバさまは 巫女さまになったばかりなのに
 ちゃんと 結界を張れてるんだね。

ヤヌ
「ここは 偉大なるカメさまの
 ご加護を受ける エテーネの村じゃ。
 救世主さまよ 感謝しますぞ。

ヨンジ
「アバさまは あんなに 小さいのに
 よく がんばってくださった。
 わしゃ 感動で 涙が止まらんかったぞい。

ラムイ
「さすが 救世主さまだ!
 見た目は似てても オレたちとは
 ひと味も ふた味も 違うぜ!


クリア後ナルビア

リリオル
「○○が うかない顔してたから
 気になってたんだけど ……そっか。
 弟さんには 会えなかったのね。
 でも きっと ○○が この町で
 元気に暮らしてれば いつか会える日が来るよ!
 私は そう信じてる!


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